少ない年金で生活しているのに、旅行は止められない。
特に今年の秋は、大好きな紅葉を見に行くこともなく、宅建士の勉強をしていたので、
御褒美にと、2回目の奄美大島旅行にでかけた。
Peachのセールで片道2500円で買うことを狙っていたのに、最近はアクセスが集中して繋がらず、ようやく繋がった時には、もう2500円はなくなっていることが多い。
仕方がないので、9月に片道5000円で購入した。荷物を預けるとプラス2000円くらいになるので、手荷物だけで行くことに。
2年前に初めて奄美大島へ行った時も、手荷物だけで行ったので、いかにして手荷物重量制限の7キロ以内でまとめるかは、研究してコツをつかんでいる。
前回と同じ、軽いリュックサックで、各アイテムの重量を測って合計するのだ。
1週間の旅だけど、Tシャツや下着など最低限の持ち物で何とかなるものだ。
ただし、液体はなるべく入れないようにしないと、あっという間に重量オーバーになる。
目指すは「田中一村美術館」。
前回、見て絵がとても気に入ったので、今回も時間をかけてじっくり見て回る。
2年前は、売店が既に閉まっていて、画集やはがきが買えなったかったのが残念だった。画集は高くて買えないので、ハガキと絵が入ったクリアフォルダーを購入。
その後、空港へ戻り、前回行って気に入った、景色の良い「あやまる岬」へのバスを待つ。が、時間になっても来ない。
近くにいたタクシーのおじさんに聞いたところ、「あれ、さっきそこにいたけどもう行っちゃったよ」だって。
「そこにいたって、いなかったと思うけど・・?」と言うと、
「小さいバンで、普通は行き先を言うんだけどな」だと。
小さいバンも見なかったし、行き先も言ってないよ。。
次のバスは2時間後だから、今日はもう行けない。残念。
本日の宿は、空港から車で10分ほどの笠利町にある。
有名な「みなとや鶏飯」へ行きたいので、ここにした。
2年前はレンタカーで来たのだけど、開いていなくて食べられなかったのだ。
宿にチェックインして、赤木名海岸まで行ってみることに。
静かでのどかな集落の裏道を歩いていると、老両若男女問わず地元の人が、
「こんにちわ」と声をかけてくる。
こんなに声をかけられたのは、初めてだ。
見たことない顔だから、観光客だと知って声掛けしているのだろう。
果たしてこれは、親密さを表現しているのか、または地元の人ではないから警戒しているのか、どちらだろう??
海岸は白い砂浜が続き、少し先に赤木名海岸展望台が見える。
展望台といっても、家の2階ほどの高さもないが、上がると一応景色がいい。
他に誰もいなくて、静かできれいな海岸だ。
帰りも集落を通ると、「こんにちわ」と声をかけられた。
宿の近くにあるAコープで買い物をして、宿の台所で自炊した。
前回は、美容に良いという「みき」を知ったので、500mlのパックを買った。
たまたま、安い宿があり、みなとやの近くだから、ここに泊まることにしたが、
笠利町は、昔ながらの風情ある集落が残った静かな良い場所だ。
次回また奄美に来ることがあれば、ここに泊まりたい。