私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

奄美大島 ホノホシ海岸へ行って来ました。

 

 

奄美大島旅行の観光スポットをネットで検索していると、「ホノホシ海岸」はパワースポットと、ありました。

パワースポット大好きな私は、これは行かなければと思いました。

丸い石がいっぱいあって、波によってそれらがゴロゴロ鳴るらしい。

だが、石を持ち帰ってはいけないようで、持ち帰ると祟りがあるとか書いてあった。

 

祟りがあるとはいえ、奄美大島到着初日の宿の女主人によると、母親が紙を押さえるペーパーウエイトとして、何個か浜から持って行き、愛用していたそうだ。別に祟りなどなかったそう。 

だから、石を持ち帰っても祟は関係ないのだろう。でも、用心にこしたことはないので、石ころを持ち帰らないようにしようと思う。

 

加計呂麻島の帰り、古仁屋港から「ホノホシ海岸」を目指した。

古仁屋港の「せとうち海の駅」内にある観光案内所でバスの時間をきいた。

ホノホシ海岸へ行くには、ヤドリ浜行きのバスに乗り、ホノホシ海岸で下ろしてもらうこと。そのためには、バスに乗ったら必ず、運転手さんに、「ホノホシ海岸で降りたい」、ということ。

それから、ヤドリ浜行きのバスは、「デマンド運行」で、「行きたい」とリクエストしないと運行しないらしい。

ちなみに、帰りはヤドリ浜からのみ乗車でき、その前にホノホシ海岸で降りるときに、バス運転手に「帰りは何時のバスに乗りたい」と言わないと来てくれない。

 

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オンデマンドバスについての説明

「オンデマンド運行」だが、一応バス時刻表はあった。

要するに、時刻表を見て、行きも帰りも「何時のバスに乗りたい」と言わないといけないのだ。

加計呂麻島で 予約のために、TEL 0997-72-1904に電話をしたが、ピー、とFAXに繋がれてしまったのだけど? 日曜日で営業所は休みだったのか??

 

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観光案内所でもらったバス時刻表

時刻表を見ると、運良く5分後発の、営業所発 11:36分のバスがあった。

営業所というのは、せとうち海の駅から見える、小さな建物のこと。

急いで向かうと、地元のおばさん二人が待っていた。

「ヤドリ浜行きのバスはここで待てばいいのか」と聞くと、そうだと答えてくれた。

ホノホシ海岸へ行くのだというと、暗に、「あんなとこへよくまあ物好きね」みたいな反応。

どうやら地元の人は行かず、観光客がよく行くところらしい。

おばさん達と話していると、少し大きめのバンがやってきた。

 

バスの中では、おばさんが盛んに、「奄美へ観光に来たのか? 京都のほうがいいじゃないの」と、まるで地元には関心がないし、良さがわかってない様子。

ほとんどの場合、人は自分が住むところの良さがわからず、こんな何もない所と卑下していることが多いのだ。

私は京都は何度も行ってるし、他もあちこち行ってるのよ。

奄美大島はこんなに自然に溢れていて、素晴らしいじゃないですか。

 

おばさんたち二人は途中で降りて行った。

バスの中には私一人。ホノホシ海岸への道の横でバンが止まり、運転手に「帰りはヤドリ浜から2時10分のバスに乗りたい」と告げる。こうしないと、本当にヤドリ浜までは来てくれないらしいから。 

 

バスを降りて左側に歩いていく。5分ほどで浜に到着した。

 

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ホノホシ海岸サイン


ここから下に降りていくと、丸い石でいっぱいの浜と海がある。

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ホノホシ海岸の丸い石ころと、海

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ここでは、波が引く時に、石ころたちがゴロゴロと鳴っていたような気がする。

でも、そんなに大きく気付くほどではなく、耳をそばだてないと聞こえない。

 

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ホノホシ海岸

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ホノホシ海岸 誰かがサンゴで AMAMI UKI LOVEと描いていた。

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ホノホシ海岸と石ころたち

 

 

豪快な波が押し寄せ、荒削りの岩や洞窟があり、天気の悪い日だったら少し怖かったかもしれない。

でも、観光客はひっきりなしにやってきて、私が到着したときは既に4人ほどいて、帰るときは、ファミリーと6人ほどの団体がやってきました。

 

ホノホシ海岸から古仁屋へバスで帰るにはヤドリ浜まで1.5キロほど歩かなければならない。

車が1台通っただけの静かでのんびした道を歩いていくと、思ったより早くヤドリ浜「The Scene」に到着。The Sceneはヤドリ浜に建つホテルです。

The Sceneの敷地内で待っていると、古仁屋行きのバスが迎えにくるのだ。

なぜ、帰りのバスがホテル敷地内から発車するのかは謎だけど、ホテルがそれを許しているのは、このあと私がやるように、あわよくばホテル内で飲食してくれることでも期待しているのだろうか??

 

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The Scene

 

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The Sceneから見るヤドリ浜海岸

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The Scene敷地内のトロピカルな木々

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ヤドリ浜

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ヤドリ浜

 

バスは14時10分発なので、あと1時間ほど時間がある。ちょうどお腹が空いたし、喉が乾いたので、The Sceneの中にレストランでもあったら、ランチしながらバスを待つことに。

 

中に入ると、すぐにレセプションがあった。ランチについて聞くと、すぐ右にレストランがあった。入ると誰もいなくて、私一人。

ランチメニューは、パスタセット、鶏飯、黒豚とんかつなどがあり、全て1980円。

パスタセットは、サラダ、スープ、パスタ、ドリンク付きである。喉がカラカラで、ドリンク付きなのはパスタセットだけなので、それを注文した。

 

 

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レストランから見たヤドリ浜

冷たいマンゴージュースを飲みながら、目の前のきれいなヤドリ浜と、海を眺める優雅な時間を満喫。

ホノホシ海岸目当てで来たからヤドリ浜には期待していなかったが、砂浜が白く、素晴らしい浜でした。

はっきり言って、ホノホシ海岸は、期待したほどではなく、ヤドリ浜目当てで来たほうが良かったかもしれない。バスの中で散々、ホノホシ海岸なんか行ったことがない、よくわざわざ行くわね、的なことを言っていたおばさんたちは正しかったかもしれない。

でも、人間は行ったことがない所へ行ってみたいものなのよ。

 

 

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パスタのランチセット。ドリンクとサラダは既にお腹の中に。

 

敷地内には、奄美パークで見たのより立派なアダンの木がありました。

 

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立派なアダンの実

たまたま帰りのバスに乗車するためにやって来た、The Sceneですが、すっかり気に入りました。

次はここに泊まってみたいな、と思って宿泊予約サイトで見てみると、

一泊一人33,000円と,結構なお値段でした。。。トホホ。。私には無理。。

近くにゲストハウスがあるようだから、そっちかな。

 

ランチを満喫し、外に出て海を眺めていると、古仁屋行きの「オンデマンドバス」がやってきました。

他に誰もいなくて、また乗客は私一人です。