私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

ジョホールバルからシンガポールへ

昨夜、ベッドを横断する虫を見て懸念したとおり、朝起きると右腕に湿疹が。。

ダニなのか、ベッドバグなのか、旅の最後にこうなるとは残念だ。

 

宿からシンガポール行きのバスが出るCheckpointまでの歩き方をGoogle Mapで

検索すると、ぐるっと回りなんと1時間と出る。どう見ても30分くらいの距離なのに。

仕方がないので,フロントへ向かう。

ヒジャブをかぶった女性がいた。「Google Mapがおかしい道順を示している」と、言うと、昨日行った、「ショッピングセンターから橋がかかっているから、すぐよ」と

言う。

やっぱりな~。Google Mapは歩く道順を検索すると、とんでもない回り道を示すことがよくあるから困っちゃうのだ。

今日シンガポールへ行くことを話していると、「私、シンガポールへ行ったことないから」とヒジャブのフロント女性は言う。

橋の反対側はシンガポールなのに、なぜ行ったことがないんだろう? 

ただ興味がないだけなのか、ヒジャブ被ったモスリムだと何かあるのか?

 

シンガポールでは飲食代も高いので、ジョホールバルでランチを食べてからバスに

乗ることに。

Checkpointへの橋が架かっているショッピングセンターで、客がいっぱいの中国

料理のレストランのメニューを見る。とちょっと値段が高いが、日本の基準では普通

なので、ここに決める。海鮮焼きそばと小籠包を注文。焼きそばはソースが上品。

初日に、シンガポールで宿の向いのレストランが安いので焼きそばを食べたが、まずかったので、違いが露骨にわかる。

会計をしようとすると、ちょっと高い値段を言われたので、レシートをチェックすると、3品分の請求。む、む、。。。「私は2品しか食べていない」と言うと、レジ係の

中国系の男は、別の客のだったと、しれっと、謝るのでもない開き直った姿勢。

日本人だと思われて、ぼったくりなのか? でもこのレストラン、混んでていつも客が入ってくるから、ちゃんとした人気レストランのように思える。

高めのちゃんとしたレストランでも、レジ係が何をやらかすかわからないから、油断は

禁物。レシートはきちんとチェックしなければ。昔は、「お釣りもちゃんと数える」

というのも追加であったが、今はほとんどクレジットカードや電子マネー払いなので、

それは問題ない。

ぼったくられてちょっと嫌な気分で、橋を渡り,Checkpointへ向かう。

バスの予約をしていないのだが、きっと頻繁に出ているだろう。

 

地下のバス乗り場へ行き、シンガポールチャンギ空港行のバスを探す。10分後に出発だ。料金を見ると、10マレーシアリンギットで、リンギットのみ受付と書いている。

困った。さっきの中華レストランで現金を全部使ってしまったのだ。

近くにいるおじさんに、シンガポール人か?と聞き、持っているシンガポールドル

現金とリンギットを交換してもらおうと思った。

おじさんは、「持ってない」と言い、「シンガポールドルの10ドル札と、これを払えばいい」と3リンギットをくれた。

おおー、シンガポール人のおじさん、優しいなあ。。「ありがとう」と感謝を込めていう。

 

そういえば20代の頃、スウエーデンで船に乗る前にアイスクリームを買おうとしたら、

2クローナ足りなかった。すると、後ろにいた男性がさっと2クローナ出してくれて

買うことができた。振り返ったらその男性はもういなくて、どういう人だったのか今だに時々想像している。お礼を言う暇もなく、さっと消えるなんて、かっこいいわ。。

やはり、男性は太っ腹で優しいね。もちろん全員ではないが。親切な目にあうと、

私も人に優しくしたい、と思う。

 

シンガポール入国時もそうだったが、このCheckpointでも機械にパスポートをかざして

入国管理を通るようになっている。昔のように不機嫌な顔をした入国審査官と向き合わなくていい。

私の前をバタバタ走っていたおばさんが、パスポートをかざすのだが、なかなか通過できない。いらいらしてくる。向こう側にいる女性の係員が、私に向かって「日本人です

か?」と言った。「はい」と答える。何でわかるのかな? 最近はどこへ行っても

中国人と思われるので、久しぶりの海外旅行で、なぜ日本人とわかるのか?の疑問が

止まらない。

おばさんがようやく通過した。次は私の番。私もパスポートをかざすが、なかなか受け付けてくれない。この機械がおかしいんじゃないのか? 後ろの人がいらいらしたのか、私のパスポートを機械にかざすのを手伝ってくれて、ようやく通過した。

乗って来たのとは違うバスに乗り、シンガポールチャンギ空港を目指す。

市内で観光をするから、荷物を預けるのだ。

 

帰りのScoot航空はターミナル2からなので、荷物預かり所を探す。ロッカーはない。

荷物を預けるだけなのに、パスポートを要求され、何やら時間ががかり、料金は12ドル。預けた荷物を警戒しているらしい。

 

すぐ近くに、ジュエルの有名な人工滝があった。HSBC レイン・ボーテックス(HSBC 

rain vortex)という、世界で一番長い人工滝で40Mある。

写真ではわからないが、実物を見ると圧倒される。よくこんな凄い滝を屋内に作ったものだ。

 

 

 

 

さて、これから目指すは、Gardens by the Bay.