物価が高いシンガポールを一日で脱出する。向かうは、マレーシアのマラッカ。
1987年に世界一周旅行をして、最後のパーツ、シンガポール→マレーシア→タイ
→日本帰国の旅で、マレーシアを通過。
マラッカと、キャメロンハイランドへ行きたかったのだが、日程に余裕がないので、パスした。ずーっと、どんなとこだったんだろう。と思っていた。あれから37年後の今、ようやく訪れることができるので、楽しみでしょうがない。
シンガポールからバスに乗り、マラッカまでは4時間。途中、2時間経過後にトイレ休憩
して、マラッカに到着。到着したバスターミナルはマラッカ市内より5キロほど離れて
いる。タクシーに乗ろうと、タクシーそのものは見つけたが、肝心の運転手がいない。
近くにいた少年に英語で「タクシーに乗りたいのだけど、どうやって?」と聞く。
少年はなんで中国語話さないの?と訝し気に言う。 だって、中国人じゃないもん!
親切な少年はタクシー運転手のたまり場に連れて行ってくれた。
どうやら、タクシーの中で客を待っていると暑いので、こうやってたまり場で待っているらしい。
「30リンギットで行ってやるよ」という運転手がいた。日本円にすると、900円くら
い。
その、30リンギットが5キロ走るのに、妥当な額なのかどうかがわからない。
大体私はどこへ行っても、ぼったくられるからなあ。
でも、暑いし疲れたから、早くホテルへ行きたい。
30リンギットでOKした。途中、世界遺産のオランダ広場を通った。観光客で溢れている。
今晩の宿は一泊3300円。窓がないので安いのか、今回の旅で一番快適なホテルだった。
オランダ広場までは、暑いのでゆっくり歩いて20分ほど。
世界遺産のオランダ広場
昼間は観光客で溢れていたが、夜8時半頃になるとあまり人はいない。
オランダ広場から中華街へ向かうと橋がかかり、この川沿いにずっと歩くことができる。途中いろいろな橋が架かっていて、綺麗にライティングされている。
川の両側にはレストランが並んでいる。夜は気持ちのいいリバーウオーク。