私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

クアラルンプール

キャメロンハイランドからクアラルンプールに到着。TBSバスセンターから、クアラルンプールセントラル駅に戻ってくる行程が面倒くさいので、クアラルンプールセントラル駅に予約した。市内に入るのに渋滞につかまり、かえって時間がかかるんじゃないかと心配したが、逆に予定時間より早く到着し、空気枕をたたむ暇もなく降りた。

 

今晩の宿は、3日前に泊まったのと同じ。場所や勝手がわかっているので、他を探すよりも効率的だからだ。それに、個室で一泊1800円と安い。

宿に荷物を置き、ブッキビタンまで歩くことに。暑いが、歩くと様々なものが見られる。途中、急に歩道が切れたりして戸惑うこともあったが、無事到着。

最大の繁華街のようで、新宿のようにあらゆる種類のレストラン、店が並んでいる。

ユニクロもあった。

目指すのは、パビリオンクアラルンプールの中にある「フードリパブリック」というフードコーナー。そこなら、サテーを食べられるに違いない。

フードコーナーは広くて、様々な料理がある。サテーを食べようと決心して来たのに、

結局は中華麺に。マレーシアに来てから野菜をほとんど食べていなかったので、

その中華麺に展示している野菜を選ぶことができるのが気にいった。

ブロッコリー、しいたけ、青物野菜と好きなだけ野菜を選び、麺と一緒にレジに

差し出すと、なんと、40リンギット(約1200円)。高い。

しかし、久しぶりに野菜を食べることができて、満足。

この分じゃ、中々サテー食べられないなあ。。

 

次に目指すは、屋台で有名なアロー通り。先ほど来た道を戻る。アロー通りはすでに

たくさんの人でいっぱい。サテーを探すが見つからない。あまりに混雑していて、

ここで食べるのは諦めたほうがいいかも。ザクロの生絞りの屋台を見つけた。

ザクロジュースって高いのよね。アンチエイジングにもいいらしいし。生絞りだけに

値段が20リンギット(600円)と、高い。しかし、日本のスーパーで売っていたザクロジュースは450円くらいしていた。生絞りだから600円くらいは仕方ない。

店員の少年は不愛想。ガシガシとザクロを機械でつぶし始める。それを小さいプラスチックのボトルに入れる。思ったよりも小さいので、あっと言う間に飲み干した。

せっかくアロー通りまで来たのに、またしてもサテーを食べ損ねた。もしかすると、

サテーと縁がないのではないか? 諦めたほうがいいかもしれない。

 

ブッキビタンの駅で、乗るMRTを間違えて一旦入ったのにまた出て、乗るはずのMRTの

切符を買いなおす。ボケてると、余計なお金が出ていく。

駅の窓口で係員のモスリム系の女性に、「間違って入ったのに、また切符を買いなおさなきゃいけないのか?」と問うと、顔をしかめて、「そうだ」と言った。

どのMRTの駅員もぶすっとしているのは、なぜなのか? それほど人生が面白くないのか? まあ、一日地下にいたらそうなるかな? でも東京の地下鉄の駅員はそんなことはないと思うが。 

余計な愛想は振りまかない、国民性なのかもしれない、と思うことにしよう。