私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

キャメロンハイランド2日目

朝8時15分にツアーの迎えの車が来た。だいぶ古い型式のRange Roverだ。

迎えに来たのは、昨日ツアーの申込を受け付けた人だ。それぞれの宿泊先を回り、

参加者は、フランス人のカップルと、仕事で来たらしいベルギー人4人と、一人参加の

何人か不明のおじさん、私の8人。

 

ツアーに出かけるため、もっと良い車に乗り換えるのかと思ったら、同じ車で、ツアーを受け付けた50代の男性が運転していくらしい。

そうだな、人を雇わないで自分で受付をして、運転もして全部自分でやれば、

全額入るものね。一人60リンギットx8=480x30円=14,400円。もし、毎日やれば、

なんと、432,000円。良い報酬になる。 しかし、マレーシアにまで来て何で人の

報酬まで計算しているのやら。。

 

さて、半日ツアーは、60マレーシアリンギット(約1800円)で、行き先は、

1.ストロベリーファーム

2.BOHティーファクトリー

3.バタフライガーデン

4.モスフォレスト

となっている。

 

BOHティーファクトリーへ行くには、公共交通はないので、タクシーで行くしかない。

日本人はぼったくられる可能性もあるから、それだったら、ツアーに参加したほうが安く上がると思う。

 

最初に止まったストロベリーファームは、日本のイチゴ狩りみたいに、自分で摘み取って最後に会計で量り料金を払うシステムだ。試しに3個ほどつまみ食いしたが、甘くなくおいしくない。日本のイチゴとは雲泥の差。ツアーのヨーロッパ人は買っていたが、

私は買わなかった。この人たちに、ぜひ日本のいちごを体験して欲しい。

 

次のBOHティーファクトリーへ向かう道は混んでいて、おなじような他のツアーの

車がいっぱいいる。このようなツアーは人気のようで、どの車にも若い白人の客

ばかり乗っている。

やはり私の認識は甘かった。なぜ、ティーファクトリーが空いていると思ったのだろう。それは、最近はコーヒーが主流で、紅茶は人気がないので、誰も行かないだろう

と思ったからだ。紅茶を飲まなくても、皆茶畑は見たい、ということらしい。

ツアーの運転手は強気で、レンタカーでのろのろ運転している車に距離を詰めて

威嚇したりして、BOHをめざす。

 

到着したBOHは人で溢れていた。

最初にティーファクトリーを見学し、試飲の紅茶を何種類か味見した。ピーチ味の

紅茶がおいしかったので、それと、普通のBOHの紅茶を売店で買った。

他にもいろいろ買いたかったのだが、なにせ手荷物だけで飛行機に乗らなきゃいけ

ないので、荷物を増やすわけにはいかない。

 

念願の紅茶とスコーンを食べようと、ティーハウスへ向かうと、ものすごい長蛇の

列なので、あきらめた。いくらおいしいものでも、長く待つのは嫌だ。

代わりに、外に出て茶畑や景色を写真におさめる。

 

BOHティーハウスの茶畑

 

BOHのサインと、後ろに見えるのは、ティーハウス

茶畑

 

次は、混んでいない時期にBOHへ来て、紅茶とスコーンを優雅に楽しみたいと思う。

 

最後に向かったのは、「Mossy Forest」。苔の森か? ロンリー プラネットの世界で最もインスタ映えする森のリストで 5 位にランクされているらしい。

Mossy Forest 案内板

入場券を買おうとすると、若い窓口係員が、「何歳?」と年齢を聞いてくる。

大雑把だが、「20以上」と答える。窓口係員は少し戸惑った表情をしたが、

掲示している規定の料金を払った。

払った後で、もしかすると年齢によって料金が違うのか? シニア料金があるのかも

しれない、と思った。しかし、払った後なのでもう遅い。初めての海外シニア割引

発見!の良い機会だったのに。