私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

少ない年金じゃ生活できないので、リモートで働き始める。

2022年10月に、61才で年金の繰り上げ受給を開始した。

47才で会社を辞める前の10年間は、人の2倍くらいの年金が毎月の給与から

差し引かれていた。しかし、それ以前は、海外旅行のために生きていたので、

お金が溜まったら会社を辞めて旅行に行ったり、派遣で働いていた間は払っていな

かったりして、あまりまともに年金を払っていなかった。47才で会社を辞めてからは、”免除”を申請して、全く払っていない。

なので、毎月の年金額は、7万円。

時々届く、ねんきん定期便で、およその受給額は知っていたが、本当にこんな額とは。

トホホ。。。

 

幸い、親の家に住んでいるので、家賃を払わなくてすむからまだましだが、7万円

の年金で家賃を払わなきゃいけないなら、もう生きていけない。

2022年10月から、年金受給額の範囲内で暮らそうと、外食はせず、節制をして

きたつもりだが、7万円以内の出費ですんだ月は、ほとんどない。

毎月2~3万円の赤字だ。

車を所有しているので、車検代、保険料、ガソリン代など出費が嵩むが、

こんな田舎だから、車がないと生活できないから、この出費は削れない。

 

出費はこれ以上減らせないとなると、働くしかない。

かといって、田舎じゃ62才のおばさんを雇ってくれるところはない。若者でも

あまりないんだから。

ならば、前の職歴を生かし、個人事業主としてリモートで仕事をしよう、と思った。

 

決断をすると、行動は早い。Wixでホームページを作成し、住所はレンタルオフィス

と契約して東京港区の住所を借りた。これだと、東京にオフィスがあるふり

して、実は田舎で作業ができる。

 

しばらくして、数件の問い合わせがあった。2社と顔合わせのために、東京へ

行き、そのうちの1社と契約することができた。月に10万円弱の報酬だが、

これがなかなかいい。

もう、バリバリ働く気はないので、月に20時間ほど、自分の好きな時間に

作業できるので、気楽だ。

会社員時代にあれほど切望した、夏はTシャツ、短パンで作業しても誰にも

見られないから、快適だ。

 

予想外だったのは、月20時間だけでも仕事をし、クライアントの会社とやりとり

することで、社会と繋がっていると感じること。

仕事をしないで毎日好きなことをしてぶらぶらしていると、何曜日かわからなく

なってくるのだ。ボケ防止にもいかもしれない。

 

いつまで続けられるかわからないけど、やりがいができ、そのうえ、月10万円

のお金がもらえるので、本当によかったと思っている。

年金と合わせて17万円。これだったら節約して生活していけば、何とかなるだろう。

 

でもそのうち、欲が出て、もっとお金が欲しくなったら、ハードな仕事を請け負うかも?? そうなったら、また前と同じだ。ストレスを溜め込んで、とんでもないこと

になってしまう。

 

今の、そこそこの生活が健康のためにも一番いい。健康は大事だもの。