月7万円の年金ではとても足りないので、働けばいいのだ、と思った。
かと言って、会社勤めや、雇われるのはもう嫌だ。
となると、自営業しかない。
そこで、先日ネットで読んだ、不動産業に目をつけた。
不動産屋は、月に1軒10万円の部屋を2軒初回すれば、仲介手数料収入が20万円。
4千万円の家を売れば138万円と、良い商売だと思う。
もちろん、4千万円の家を売るなんてそんなにないかも知れないが、仲介しただけで
138万円なんて楽な仕事のように思える。
調べて見ると、不動産業を営むには、宅建士の資格が必要らしい。
試験は10月15日、年に1回しか受験できない。
今は7月なので、3か月ある。
ネット検索すると、3か月あれば大丈夫らしい。
早速、宅建士の教科書と問題集をアマゾンで取り寄せて、勉強を開始。
最後に試験勉強をしたのは、30代の始め。あの頃はまだ暗記もするするとできた。
しかし、仕事を辞めてから15年、62才になった今は、暗記ができない。
暗記ができたとしても、5分後には全て忘れている。
ネット検索では試験勉強は3か月で充分とあったが、あれはもしかすると若い人が
書いたのかもしれない。
62才の自分も同じようにできると思ったのは、浅はかだった。
今年は猛暑なので、自然を求めて山や海に遊びに行かないで、毎日図書館でクーラーにあたりながら勉強をしよう。
電気代の節約になるし、勉強もできる、と一石二鳥だ。