女性ならではの出費のひとつは、化粧品です。
ドラッグストアで売っている何百円台のチープな物から、有名化粧品メーカーの何万円までと、幅広い値段。
働いていた頃はお金があったので、2万円の美容液や8千円の乳液などを使っていました。
20代の頃に短期間、某有名化粧品のマーケティング部でアシスタントをしたことがありました。その時に、化粧品の原価を見て驚きで、目が飛び出そうになりました。
何千円、何万円で売られている化粧品の原価は、なんと、何百円だったのです。一桁間違っているのではないかと思いました。
何百円の原価に、高そうな容器代、有名モデルを起用した宣伝費、利益などを乗せて、8千円で売られている化粧品。
その時以来、有名メーカーの化粧品を買うのを止めました。
今は、化粧品は手作りしています。
手作りするのは、顔用化粧品、乳液、ボディ用化粧品・乳液、ハンドクリームなど。化粧品は、ファンデーションと日焼け止めクリーム以外、ずっと買っていません。
手作り化粧品の良いところは、自分が欲しい成分を好きなだけ入れられることです。
たとえば、顔用クリームだと、レチノールやヒアルロン酸入りのクリームは、買うと3千円から5千円ほどです。
しかし、手作りすると、千円以下ですみます。
レチノールやヒアルロン酸などは、ネットの手作り化粧品専門店から買います。
私は、半年に一度、顔用の成分と、ボディクリーム用のホホバオイルなどをまとめて購入します。
顔用クリームには、レチノール、ヒアルロン酸、スクワラン、セラミド、ビタミンC, 紫根エキスなど、様々な成分を入れます。これだけいろいろ入っていると、買うと多分6千円くらいするでしょう。
ボディ乳液には、ホホバオイル、馬油、尿素などをたっぷりと入れます。たまに作るのが面倒で市販のボディ乳液を使うと物足りなくて、明らかに手作り乳液との差を感じます。
特に冬は、手作りハンドクリームには尿素をたっぷりと入れてあるので、以前市販品のハンドクリームを使っていたときの手荒れは全くなくなりました。
余計な添加物が入っていない、安心、安価の手作り化粧品の材料費は年間で1万6千円ほど。これからもずっと続けます。