少ない年金生活のため、病気にならないように日々健康に配慮して、運動をし、健康オタク的な食生活をしてきた。
なのに、11月17日から10日間の緊急入院をして、5万円の出費。
5万円は、市役所から低所得者向けの「限定額適用証」を利用しての金額だから、
それがなかったら一体いくらだったのか。。
発端は、10月31日に5回目のコロナワクチンを接種。今まで熱が出たことがなかったのに、翌日から39度近くの高熱が始まった。初めてのことだ。
そのうち治まるだろうと、薬も飲まずにいて3日後に熱が36度台に下がった。
熱は下がったが、足の付け根の下腹が痛い。
コロナワクチンのせいで痛いのだろうと思い、市販の解熱剤で痛みを紛らわしていたが、2週間経っても痛みは消えない。
さすがに、これはどこか悪いのではないかと、緊急外来に行った。
腹部をレントゲンとCTスキャンで検査したところ、婦人科系の病気で、そのまま入院になった。
10日間24時間ずっと点滴をした。
今まで健康に気をつけて、ご飯は玄米、健康に良いと見聞きしたものは、すぐに試し、塩、砂糖は控えめにし、毎日必ず1万歩は歩く、などの努力は何だったのか?
それに、一番ショックなのは、婦人科系の病気で入院したこと。私も女なのであった。
早く退院したいので、24時間の点滴に耐え、病院食は残さずに食べた。
10日後に退院できて、自宅に帰った時は本当にうれしかった。
入院中に考えたことは、健康だった頃の私は、自分で何でもできたのに、健康じゃないと、人の力を借りないと何もできないこと。それがとても情けなかった。
それと、病気になって入院しないように、いろいろ健康に気をつけていたのに、
いくら気をつけていても、病は突然やってくるのだ、ということ。
ただ、思い当たるのは、ストレスではないかということ。
30年ぶりに宅建士の試験勉強をして、自覚する以上のストレスがかかっていたのではないか。特に、大の苦手だった都市計画法や建築基準法の暗記物。
だって、試験勉強を始める前の7月までは健康だった。それが徐々にストレスで体が蝕まれていき、試験の10月15日で最高潮に達した。そして、コロナワクチンで蝕まれていたところにあたってしまった、という流れでは。。
自分で勝手にストレスが原因と思っているのだが、ストレスが原因でガンになるし、いろいろな病気を引き起こすから、ストレスは怖いのだ。
今後は、ストレスを感じることはしないようにしないと。
しかしなにも少ない年金生活者になってから入院しなくてもいいのに。。
バリバリ働いている頃だったら、仕事は休めるし、入院費の心配もしなくてよかったのに。。
いや、年金生活者になって年をとってきたから、あちこちにガタがくるんだね。。
退院したとはいえまだ終わらず、「がんの疑いもある」と医者に言われて、5日前にMRIの検査をしてきた。
結果は2週間後に出るが、びくびくしている。
医療保険に入っているが、掛け捨ての1日4500円しか出ないプランである。
また、入院となったら、出費が痛い。
若い頃は、いつまで生きるかわからないなどと老後を深く考えていなかったツケが、今まさに襲っている。
考えていれば、年金は間を空けずにずっと掛けていたし、医療保険も手術代が出るプランに加入していたかも。
今は、MRIの結果が何ともないことを祈るのみである。
ニュースで、イギリスのキャサリン妃が2週間入院することを知った。
42歳らしいが、若いし、皇室の専門ドクターがいて普段から健診などもやっているだろうにも関わらず、病気になるんだね。キャサリン妃もストレスの多そうな生活しているからね。
そうなると、60才を過ぎて入院してもおかしくはないか、と自分を慰めるしかない。。