私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

ドバイを観光する。

狭いのと、満席で、あまりサービスが良くないエミレーツ航空はドバイに到着。

パリ行きの乗り継ぎ便まで12時間あるので、ドバイ市内観光にでかける。

というよりは、ドバイ市内観光のためにわざと、パリ行きフライトまで乗り継ぎが12時間ある便を選んで予約したのだけど。

 

スーツケースはそのままパリ行き便に乗るのでピックアップする必要がないから、気手ぶらで気軽に市内へ出かけることができた。

 

まずは、空港両替所で五千円を現地通貨に交換。

空港に連絡している電車に乗り、市内へ向かう。

驚いたのは、車内がきれいなこと。

東京の地下鉄なんか比ではなく、床もどこもかしこも磨きあげられて、ピカピカだ。

空港のトイレも、入り口に掃除人がいて、私が使った後は、すぐに掃除してたっけ。

電車の窓からは、林立する高層ビルが見える。

車内でよく見るのは、アジア系やインド系ばかり。

ドバイに来るのは初めてだから、物珍しさで窓の外も電車の中の乗客も、ジロジロと眺めてしまった。

 

しかし、お金がありそうなとこだなー。金満とは、ドバイのことを言うんですね。

もう充分に高層ビルが建ち並んでいるのに、建築中のビルがあちこちにある。

それだけ経済が発展しているってことか。でも、環境的には悪そう。

 

さて、最初に向かうのは、

「The Palm Jumeirah(パームアイランド)」

地図と写真を見て、形が面白くて気に入ったので行きたくなった。

世界で最大の人工島らしい。ドバイって、世界最大とか好きだものね。。

 

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ここへ行くには、

電車→トラム→モノレールと、乗り継がなくてはならないことがわかった。

てっきり、電車を降りるとすぐ目の前にあるのかと思っていたから、予想外に時間と、交通費がかかってしまった。ちゃんと前もって調べなきゃね。

おかげで、ブルジュハリファと、巨大な噴水に行く時間がなくなり、見逃すことに。

 

さて、行き方だが、簡単ではない。 

①空港からの電車を「ダマックプロパティ駅」で降りる。

②駅を出て、トラムに乗り、「パームジュメイラ駅」で降りる。

 この駅で降りるタイミングを失くして、トラムでぐるぐる高級住宅街っぽいエリア

 を回り、無駄に時間を費やしてしてしまった。

③モノレール駅を探す。→これが、わかりずらい。

 駅を出て、線路を渡ると階段があり、歩道橋を歩いて行くと、ビルの駐車場に入る。

 床にモノレール駅までの案内線があるので、それに従って行くと、到着。

 だが、この駐車場も広く、結構歩くことになる。

 途中でたむろしているおじさん達が、「あっち」と指差して教えてくれた。

 

 歩道橋のありかも、モノレール駅までの道のりも非常にわかりずらい。

 たまたま、トラムで中国人観光客とお喋りして知り合いになり、彼らと一緒だったか

 ら到着できたが、一人だと、だめだったかも知れない。

 

さて、モノレールに乗ってしまえば、こっちのもの。

窓の外に広がる景色は素晴らしく、ドバイの富裕層が住む(?)住宅群が羨ましい。

 

終点駅で降りると、ホテル、水族館など、お金がある人には天国のような世界が待っていた。

 

空港で五千円しか交換していないので、到着するまでに、電車、トラム、モノレールと、交通費が思ったよりかかってしまい、水族館に入るお金がない。

仕方がないので、入り口で巨大な水槽を眺めて満足しておくことに。

モノレールで知り合った、アメリカのメリーランドに住んでいるという、中国人グループは入場券を買い、ささっと入って行ってしまった。お金あるなあ。入場券結構高いのに。

 

1980年代、1990年代に旅行していた頃は、会うアジア人は日本人がほとんどだったけど、世の中は変わり、今はどこへ行っても中国人ばかり。 それも、必ずグループ。一人旅っていうのはあまり見たことがない。

 

ホテルを出て、海岸に向かって歩いてみる。

目の前に砂浜のアラビア海が広がっているかと思ったら、車やバスが、ガンガン走る道路を渡ると、コンクリートの壁に阻まれて、海は見ることができなかった。砂浜でアラビア海に足だけでも浸したかったのに。。

 

気がつけば、もう空港に引き返さないととパリ行きのフライトに間に合わない時刻になっていた。

 

しかし、ドバイは暑いなあ。タックスヘブンだから移住してくるお金持ちが増えているらしいけど、年中熱い夏で四季がないドバイには、私は住めないなあ。