私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

Dinanへ。

Rennes(レンヌ)から、ブルターニュ地方にある、Dinanへ向かう。

朝10時の電車に乗り、1時間ほどで到着した。途中、DOL DE BRETAGNEという小さな町で、電車を乗り換えた。2車両しかないローカル線という感じ。

 

Dinanを知ったのは、たまたま読んだブログで。写真を見ると、しっとりした良い町だと思った。それに、あまり観光客がいないのではないかと、微かな期待も。

 

スマホが使えないので、かなり大雑把な地図を見ながら、予約してあるAirbnbへ向かう。チェックインの16時より、大分前の11時頃に到着するけど、それでいいかと、日本を出る前にメールを送っておいたのに、昨日まで返事がないのが、心配。

小雨が降っているので、傘を差しながら片手で荷物を引きずりながら地図を読むのは至難の技。途中公園の横を通り、この辺ではと思うが、何せ大雑把な地図だけに、よくわからない。スマホが使えてGoogle Mapがあれば、迷うことなく簡単に着けるのに。つくづくスマホのありがたみを実感する。でも、スマホが今みたいに普及する前は、地球の歩き方の本に載っている地図だけでどこでも行けたんだけどな。

仕方がないので、向こうからやって来た青年に、Airbnbの住所を見せて方向を聞いた。

「こっちだよ」と青年が向かう方向を指してくれた。

フランス人は、冷たいとか一部で言う人がいるけど、聞くと皆親切に教えてくれるので、それは当たってないと思う。

 

Airbnbの住所の建物に到着。入り口には鍵がかかっていて、やはりAirbnbのホストは見かけない。11時に到着するからって、メール送ったのに。返事はなくても、待ってくれていると期待してたんだけどな。仕方がないので、他の階の呼び鈴を手当たり次第に押すと、マダム風の方が応答してくれた。事情を話すと、すぐ玄関まで来てくれた。

上品そうなマダムで、少し英語が話せる。Airbnbのホストの電話番号を見せると、すぐに電話してくれたが、応答がない。どんなホスト?

マダムが、建物入り口に荷物を置いておけば、というので、それに従った。今日一日しかないから、時間を無駄にできない。

幸い、見所の旧市街はすぐ近いので、マダムにお礼を言って出かけることにした。

親切にしてもらったお礼に、ダイソーで買った、いかにも日本風な柄の扇子を差し上げると、喜んでくれた。

 

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Dinanの旧市街

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旧市外の街並み


 

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この坂を下ると、港に行き着く。途中、かわいらしい家々が建ち並びます。

Dinanで一番のお気に入りになりました。

 

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   坂を下ると、港が。

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港から見る橋。

 

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この坂を登るとまた旧市街へ戻る。

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カフェの窓から見る旧市街の通り。

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  旧市街を囲む壁のてっぺんから。

 

小雨が降り続いたけど、いかにもブルターニュって感じで、静かで素敵な町でした。

この辺りまで来たのなら、ほとんどの観光客は、Saint-Maloサンマロのほうへ行くらしいけど、絶対、Dinanのほうが良いと思う。日本人観光客は、とういうか、アジア系はゼロでした。