私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

会社員時代を懐かしむ?

2008年8月。

働いていないので、北京オリンピックを好きなだけ、好きな時間に見られる。

テレビの画面で、活躍する日本人選手に感動する。

午前中から午後まで、他人が活躍する様子を見ていると、ふと空しくなってくる。

 

「あー、今頃は会社にいれば、本社からのメールの返信や、かかってくる電話で忙しい時間だ」とか、

「銀行に電話して資金の調達する頃だな」とか、あれほど嫌で辞めた会社なのに、バリバリ働いていた会社員時代が懐かしくなってきた。

 

毎日が日曜日なので、気の向くまま一日を過ごし、上司や部下や同僚に気を使うこともなく、自由な人生。ハッピーなはずなのに、空虚感はどこからくるのか。

オリンピックで活躍する選手達を見て、「果たして自分は何をやっているのか?」と、世間から取り残されていると、焦りを感じたのだ。

 

普通なら、47才は働き盛りの年齢で、定年まであと13年もある。私と同年齢の知り合いは全員働いている。

それに、元々は仕事は好きなので、全力を尽くしていないで余力を残したまま辞めてしまったのもある。

 

会社を辞めてから2か月間、温泉に行ったり、山や高原や海にドライブしたりなど、好きなように過ごしてきた。

だが、会社を辞めた今わかったのは、仕事をしながら、たまに余暇を楽しむ活動をするからいいのであって、毎日が日曜日なのは、特に今までバリバリ働いてきた人間には、合わないということ。

 

でも、会社員時代は、「たまに余暇を楽しむ」余裕もなかったから、辞めたわけで。

ワークライフバランスが取れる会社だったら、多分今でも働いていたと、思う。

本当に最後の会社に就職したのは失敗だった。

 

会社選びは慎重にしないとね。。。