私、47才で会社辞めました

外資系企業でモーレツに働かされ、最後の会社で燃え尽き症候群になる一歩手前で会社辞めました。女、独身の気ままな身。地方に移住して自然を満喫し、時々国内外を節約旅行しています。

ユナイテッド航空マイレージの旅2日目。

今日は、鹿児島へ行く。朝7時のフライトなので、始発の5時53分のモノレールに乗る。

そのために、空港から一駅の宿にした。

太陽がガンガン輝き、すでに暑い。朝早いのと、日差しが苦手な私にとって、この時期の沖縄は苦手だ。

 

モノレール乗り場には、すでに結構な人数が待っていた。昨日、空港からのモノレールで隣に立っていた男性もいた。私と同じように、朝早いフライトなので、この駅の宿にしたのだろうか。

モノレールが到着したが、中は満杯でとても乗れない。東京にいた頃の、東西線門前仲

町駅での通勤を思い出した。千葉の方からたくさん人が乗ってくるので、門前仲町に到着した時は、すでに電車が満杯で何度見送ったことか。それと同じだ。

最初のモノレールは乗れないから見送り。2回目に乗らないとフライトに間に合わないので、意地でも乗る意気込みで待ち、乗ることができた。東京の満員電車に、押し込んで乗った経験が役に立った。

 

飛行機に乗る前に、旅行支援で宿からもらった2千円のクーポンを使わないといけない。もらえるのは嬉しいけど、ノルマのように感じる。搭乗口近くの、ANA売店で、沖縄そばセットを2個、残りはジュースを買い、無事使い切ることができた。

 

沖縄→鹿児島間は、全日空ではなく、コードシェアのソラシドエアだった。

飛行機は、コバルトブルーに輝く海に浮かぶ、数々の島を見下ろしながら飛んでいる。

途中、大き目の島が見えてきて、奄美大島かな?と懐かしくなった。2年前に初めて行

ってから、奄美大島が好きになった。またいつか行きたいな。

 

鹿児島が近づいてくると、天候が途端に悪くなり、雨が降り出した。

天気予報によると、今日は関西、九州は豪雨で、沖縄だけが晴天の予報。

よりにもよって、晴れの沖縄から、豪雨の鹿児島に向かうとは。。。

晴れている沖縄にいたい、と思っても、マイレージのチケットは変更できない。

 

鹿児島空港の外に出て、レンタカーを借りると、雨は止んだ。

オホホ。自慢ではないが、私は晴れ女なのだ。雨の予報でも行くと、大体晴れる。

旅行では、どんなに良い所でも天気が悪いと楽しめないからね~。

 

レンタカーは最新の車で、普段乗っている15年前の軽自動車とは、全然違う。

全てがオートマチック。鍵も、差して回すのではなく、当てるだけ。

最初はどうしようかな、と思ったが、乗っているうちに快適で、私もこれ欲しい、

と思うほどに気に入った。

 

最初に目ざすは、「黒豚の館」。空港の案内所で、手頃な値段の、おすすめグルメを教えてもらった。たまにテレビの取材も来るほど、と言ったので、そこにした。

到着すると、人気があるらしく、紙に書いて番号で待つしくみ。10分ほど待ち、

一人なのでカウンター式の席に案内される。

黒豚ロースかつ定食(並)2,700円を注文。高いな、と思ったが、たまには奮発しても

いいじゃないの。やってきた黒豚ロースかつ定食(並)は、おいしくて、あっという間に食べてしまった。

よく若い子が、インスタにあげるから、といって食べる前に写真を撮ったりしているけど、よくそんな冷静にできるなと思ってしまう。私なんか、早く食べたくて、写真

なんか撮ってる時間がもったいない。なので、食べた後のしか、撮れなかった。。。。

 

「黒豚ロースかつ定食(並)2,700円」を完食した写真。↓

 

 

 

それにしても、黒豚ロースかつ定食(並)でも充分おいしいのだから、その上の黒豚特上ロースかつ定食3,300円はどんなにおいしいのか、と想像してしまう。でも、3,300円は今の私にとっては高いから、いつか宝くじが当たったら、注文しよう。

 

次に向かうのは、霧島神宮

到着した途端、土砂降りになった。小降りになるのを待ち、本殿へ。

霧島神宮へは、一年前に来ようとピーチのセールで航空券を買ったのだが、何となく

気が進まず、旅行をキャンセルした。しかし、縁があるところへは、最終的には来る

運命なのかも。というか、今回は霧島神宮に来たかったから、鹿児島にしたんだけど。

雨は止まず、降り続けるけど、1年越しで来ることができたから、気にならない。

一目で気にいった黄色のお守りを買った。今までいろいろな神社でお守りを買って

来たけど、このお守りは一番と言っても過言ではない。

 

 

 

本殿の右に立つこの木は、良く見ると、面白い物が見えます。ちょうど居合わせた

ガイドの人がグループに説明しているのを、立ち聞きして知りました。

 

 

最後に、霧島アートの森へ行きたかったのだけど、もう4時近いし、雨が降っているので、あきらめることに。レンタカーの、事故で車を破損した時の保険代1000円をケチって払っていないから、慣れない道路で無理をして事故でも起こしたら、大変だもの。

 

223号線を霧島温泉街へ向かう。雨が降って煙っているから、周りの景色は見えないが、晴れていればきっと素晴らしいのだろう。

途中、去年泊まろうと予約したが直前にキャンセルして、悔しくもキャンセル料3000円

徴収された、「霧島湯之谷山荘」を見てみることに。

温泉が素晴らしい、との口コミを見て予約したのだが、唯一の懸念は223号線から歩いて行けるとこなのか、だった。地図で見ても結構な距離がある。

宿のサインがあり、小さい道に入っていく。狭くて対向車が来たらとても太刀打ちでき

ない。幸い、到着するまで来なかったので、良かった。

思ったとおり、223号線から結構な距離があった。それに細くて暗い道(雨の日だったから?)で、歩いてくるのは大変だったかもしれない。やはり、去年来なくて正解だ

ったのだ。

 

霧島温泉街を通り抜け、本日の宿、「素泊まりの宿きらく温泉」へ向かう。

空港に近いし、何より安い。口コミを読むと、旧館の和室は止めたほうがいい、と

書いてあるので、本館和室を予約。一泊4,000円。旧館だと3,000円なのだが、この時期はエアコンもないし、いろいろと問題があるらしい。でも、「温泉が素晴らしい」

らしいので、ここにした。

 

降り続く雨の中を運転して無事到着。予想どおり、外観は年季が入っている。

 

 

 

きらく温泉 遠目だからよく見える


受付の男性は、穏やかな若く見える方(年齢不詳)で、部屋に到着するまでいろいろ

説明してくれた。

残念なのは、一番楽しみにしていた露天風呂がやっていないこと。今日は大雨なので、

裏の土砂が露天風呂に流れてくるといけないので、お湯を張っていないそうだ。

部屋に荷物を置いて、浴場へ向かう。旧館の一階にあるのだが、口コミのとおり、安いけど旧館にしなくて良かった、と思った。

 

温泉は誰も入っていなくて、一人占め。というか、普段からあまり女性が泊まら

ないのでは?

2回目に入ったときは、地元の人っぽい女性が一人入ってきたが、3回入って、2回は私だけだった。よくいえば、素朴な感じの風呂場だが、お湯がドバドバ豊富に流れている。こういうところが好きなのよね。お肌もしっとりして、満足。

 

部屋に帰って、エアコンがあるのは助かった。旧館だとエアコンなしだから、きついだろう。やはり、皆の口コミは読んでおくものだ。

雨は豪快に降り続き、そのうち裏山の土砂崩れでも発生するんじゃないか、と心配だったが、いつの間にか眠ってしまった。