楽しかった10日間のフランス旅行も今日で終わり。
パリ発ドバイ行きのエミレーツ航空に乗り込んだ。
この中東の砂漠地帯とペルシャ湾を飛行するフライトが、思った以上に感動だった。
パリを発って、現在イラクバグダッド上空を飛行中。ヨーロッパはすでに夜。
乾いた大地が広がり、時々家が建っているのが見えた。
チグリス川は、中学か高校の地理の時間に教科書で読んで名前だけは知っている。
ヨーロッパ諸国と違い政情不安で危険だったりして、一生訪れることがないだろーなと感じる地域の上空を飛行していると思うと、感慨もひとしお。
クエートを過ぎて、ペルシャ湾に突入。
時刻は夕方で、クエートを過ぎた時には、きらびやかに灯りがついた都市を右手に見ることができた。
クウェートを過ぎて、右手にバーレン、カタールが近づいてきた。
オイルマネーで金持ちなので、両国とも横を通り過ぎた時には、煌々としたライトがたくさん灯されて街は明るかった。
バーレーンも、カタールも一生訪れることはないだろうな。チャンスがあるとすれば、カタール航空でヨーロッパへ行く途中、ドーハでストップオーバーすれば、短時間くらいなら観光できる可能性はあるだろうけど。
ドバイはもうすぐそこ。
パリからの移動手段というだけではなく、中東諸国とペルシャ湾上空を飛行できて、感動した。