コロナで3年間中止の後、今年は青森市で6月17日、18日、東北6県の祭りが4年ぶりに開かれたので、見に行きました。
大体夏祭りは8月の第一週に集中して同時に開催するし、6県を回るのは大変なので、一ケ所で全部見られるのは、時間とお金の節約になります。
コロナの前にも一度見に行き、驚いたのは、山形県の花笠踊りです。
小学校の学芸会で、運動神経がそんなに良くなくて踊りが下手そうなグループに割り当てられたのは、花笠踊りでした。私もその中に。
音頭に合わせて花笠を上げたりするだけの、簡単な踊りです。
それ以来、花笠踊りは、運動神経が良くない人が割り当てられる踊りという、劣等感を植え付けられたイメージの踊りになってしまいました。
ところが、東北絆祭りで見た花笠踊りは、意外にもダイナミックでした。特に、後ろの方で踊る人たちは、かなり激しい踊りで、今までの花笠踊りのイメージがぶっ飛んでしまい、気に入りました。ノリの良い音頭は、ついつい口ずさんでしまいます。
一番よくわからないのは、福島の”わらじ祭り”。 こう言ってはなんですが、ただ特大のわらじを皆でかついでいるだけなんです。
下の写真で、皆がかついでいるのが、わらじ。
大人が子供に、「ほら、きれいなお姉さんたちが」と言っているのがよく聞こえたのは、岩手の「さんさ踊り」。 紫の着物もきれいでした。
青森のねぶたと、はねとです。お囃子と太鼓があって、あいかわらずダイナミックで、心弾みますね。
ねぶた囃子
仙台は、七夕まつり。
最初に伊達政宗(?)が歩いて来ました。
仙台は、すずめ踊りというらしいです。東北の首都ともいえる仙台ですが、
「すずめ」とは、何ともかわいらしい、というか、なんというか。。。
なぜ、「すずめ」なのでしょうか??
秋田竿灯まつりですが、遠くの方で竿灯が何度も倒れたりしているのが見え、こっちには移動できないようです。
そりゃあ、あんなに大きいのを持ち上げ、他の祭りのように移動できないですものね。
だから、秋田竿灯まつりは目の前で見ることはできませんでした。
最後に感想です。青森ねぶた祭を見て思いましたが、本番の祭りに比べると、ねぶたが小ぶりで簡素に作ったような感じでした。
そう考えると、他の祭りも全部、本番に比較すると、簡素版なのでしょうか?
こうなると、やはりそれぞれの地へ行き、本物の祭りを見たほうがいいですね。
私は、山形の花笠踊りを見てみたい。 特に、後ろのほうからくる、激しい踊りのほうを。