アメリカのニュースサイトを読んでいると、『親の年収で子供の教育が決まる』みたいな記事があった。
アメリカは日本以上に学歴社会だ。アイビーリーグ校の学費なんて年間45000ドル以上と、めちゃくちゃ高い。アメリカのエリートは大学院を出ているのが普通で、日本なんかいくら東大卒でも修士を持っていない人が地方の公立大学で講師なんかしているのとは雲泥の差だ。だから親が金持ちか、全額奨学金をもらえるほどの優秀な人でないと無理なんだろう。
日本では、東大に行くには塾に行ったりなどそれなりの学費がかかるから、やはり親の年収が高いと統計結果が出ていた。
幸いなことに日本は先進国なので、貧乏な親の元に生まれてきても自分が努力すれば(ここ大事)、東大には行けないかもしれないけど、そこそこの大学を出て年収1000万円以上の仕事に就くことも十分可能だ。
様々な奨学金や補助金など探せばいろいろあるし、足りない分はバイトすればいい。
働きながら夜間大学や通信教育で、四年生大学を卒業することだってできる。
大学を卒業したら、働きながら大学院へ行けばいい。
留学したいなら、お金がないからと諦めずに、日本の各地にある米軍基地の中にあるアメリカの大学に入学すればいい。バイトしながらそこでアメリカの大学を卒業することもできるし、途中でアメリカ本土の大学に編入もできる。
今はネットでいろいろ情報を得られるのだから、どうすれば自分の目的が叶うのか、方法を探せばいいのだ。
こんなことを書いているのは、自分がとてつもない貧乏な親の元に生まれてきたけど、努力して大学院まで卒業し、年収1000万円以上を稼ぎ、今まで45ヶ国旅行して、イギリスとアメリカの永住権を持っているから。
でも、そこまでは紆余曲折あり、かなり大変で、努力をした。
20代は、金曜日の夜に飲みに行く話をしている同僚を羨ましく思いながら、夜間大学へ通い、学位を取得した。
仕事をしながら、夜間と週末は大学院に通い修士をとった。
努力して、英語力と専門知識と資格を得たから、いろいろと実現できたのだろう。
人が遊んでいる間に大学や大学院に通ったりして大変だったが、今振り返ると十分報われたと思っている。
逆に、私のように怠け者で面倒くさがりの性格で金持ちの家に生まれていたら、「別にそんなに頑張らなくても」と、難しいアメリカの国家試験にも合格していなかったかも知れない。
もちろん、誰でもお金持ちの家に生まれてきたいと思うのが当然だが、現実が違っていれば仕方がない。自分が頑張るしかないのだ。
平和でシステムが整った世界でも恵まれた国である日本に生まれてきたのだから、あとは自分が努力さえすれば何とかなる。
SNSやネットを見ていないで、その時間を勉強や、自分の夢のために使ってはどうだろう?